2020シーズン J1リーグ

サッカー

こんにちは。

今年のJ1リーグも残すところ数試合となってきましたが、早くも優勝チーム(川崎フロンターレ)が決まりましたね。

今年は開幕1試合終えた時点で、コロナウイルスによる自粛期間があり一時中断となりました。

無事、再開はしましたが無観客試合が続き、リーグ戦後半頃から徐々に観客を入れての試合となりました。

まだまだ、満席での試合とは行きませんが、スタジアムに足を運び生の試合を見るとテレビでは伝わらない迫力があり、選手の声やボールを蹴る音など細かい部分まで聞き取ることができます。

優勝チームの強さ要因

圧倒的な強さで優勝したフロンターレですが、これだけの強さを発揮した要因はなんだったのか。

昨年度は横浜Fマリノスに優勝を譲ったものの、17年、18年は連覇を達成し、20年は見事優勝に返り咲き。

まず、誰がピッチに出てもクオリティーが落ちないのがこのチームの強さではないかと考えます。

チームスタイルは伝統のパスワークを駆使し、ヨーロッパのビッグクラブでは標準型ともいえる4−3−3の攻撃型システムです。ボールポゼッションとハイプレスを基調とし、高い位置でボールを奪取しゴールへ直結するスタイルで勝利を積み重ねる。ヨーロッパではバルセロナ、レアル・マドリード(共にスペイン)、バイエルンミュンヘン(ドイツ)、パリサンジェルマン(フランス)などが採用しているフォーメーションです。

選手一人一人がワンタッチ、ツータッチでボールを回すことで、相手選手は簡単にボールを奪うことができません。また、ボールホルダーへ寄せきれない不用意に足も出せないといった状況を作ることで、ボール支配率を高め、自分たちペースの試合展開へと持っていきます。

ゴール決定率もリーグでは抜きん出ています。ボール保持率が上がればゴールに近づくチャンスも多くなり、ほとんどの試合で2点以上のゴールを決めています。また、DF陣も統率が取れており失点も少ないので、引き分けがあっても負け試合はあまりないのが史上最速優勝した強さに現れています。

大卒Jリーガーの台頭

今年のJリーグでは東京オリンピック世代の大卒選手の活躍が目立ちました。Jリーグアウォーズが楽しみです。

ここ4年間のJリーグMVPは大卒選手が獲得してます。それまでは外国籍選手か高卒選手で占められていました。

過去に大卒のMVPは’98年と’01年の二人のみとのことでした。

海外の第一線で活躍してる選手も大卒の割合が増えてきているのが現状です。

近年では高卒プロ入りか大学進学かを天秤にかけ、あえて大学進学を選択する選手が増えつつあります。

大学を選ぶメリット、大学で得るもの

まずメリットの一つは実戦経験です。

プロの世界で一年目から即戦力として扱われるのはハードルが高く、1年目や2年目からレギュラーとして出場機会を与えられる選手は決して多くはありません。若手選手は下部カテゴリへレンタル移籍をしたり、Uー23を保有しているチームはそこでプレーをすることになる。

大学サッカーはというと、4年間という時間があり毎年年代が入れ替わり、比較的出場経験を得ることが出来やすい。

1年間の試合数は約30試合あります。大学のリーグ戦が20試合前後あり、天皇杯予選、総理大臣杯予選を合わせると30試合近く実戦経験することができます。4年間で100試合以上の経験と技術向上を図れるのは非常に有効なのかもしれません。

短いサッカー人生のその後。

大学サッカー選手がみんなプロを目指しているとも限りません。大学で最後のサッカー人生と決めている人もいれば、何らかの理由でプロを断念し一般企業へと就職するケースもあります。

プロになれたとしても、いつかはサッカーをやめる時が必ずきます。サッカーに関わることができるのはほんの一握りです。その先の人生設計をしてく上で必要なのが大学4年間という時間かもしれません。

社会の一員としての自覚を持った上で、人として成長していくため新しいことを学ぶ必要があります。

高校までサッカー漬けだった日々から、サッカー以外の能力を身につけ、社会に通用する武器を得る。大学での4年間とはそういった意味合いも含まれているのではないだろうか。

今後の大卒Jリーガー

今後も1年目から即戦力として活躍する大卒Jリーガーがたくさん出てくるだろう。

特に今年は著しく大卒Jリーガーが目立ち、今後の日本サッカー、海外サッカーを盛り上げてくれそうな気がしてなりません。

個人的には高校年代から即戦力として活躍する選手がたくさん出てきてくれることを期待してます。

海外ではユース年代でも代表クラスの選手がたくさんいるので、今後の日本代表の行方を占う上でも若い選手がたくさん出てきてくれることを願うばかりです。

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