ボールの種類とサイズ
サッカーボールの種類やサイズはどうやって分けられているのだろうか説明していきたいと思います。
サイズは1号、2号、3号、4号、5号と分けられ、その中でも観賞用、リフティング用、フットサル用、練習用、試合用と分けられます。
1号、2号はリフティング練習用やサインボールとしての用途。4号や5号級とは違い二回りも小さいサイズなので大きめのボールよりリフティング技術が求められます。ただ、このサイズでリフティングが出来るようになれば技術UPが期待できます。
3号は幼稚園児〜小学校低学年の対象。4号よりも一回り小さく、初めてサッカーを始める方でも蹴りやすく比較的軽くて柔らかめのボールです。
4号は小学校高学年用。少年サッカーのクラブや少年団でサッカーをする場合はこのサイズです。小学生の大会で使用されるのもこのサイズになります。フットサルも4号球を使用します。フットサルボールはサッカーボールに比べ少し重さが加わり、弾みにくいです。
5号は中学、高校、大学、社会人、プロで使用するサイズとなります。中学生以上が5号サイズを使用するので、最も一般的なサイズがこのサイズになります。
素材が違う「芝用」と「土用」
Jリーグが開幕し、日本国内でも芝のグラウンドが増えてきましたが、まだまだ土のグラウンドもたくさん存在します。小、中、高校、の部活などでは土のグラウンド、クラブチームは芝のグラウンドを使用することが多いと思います。
試合になると芝のグラウンドを使用することがあっても、練習は土のグラウンドを使うケースもよくあることです。なので用途に合ったボールを選ぶのも必要です。
芝用のボール素材はラテックスチューブという天然ゴムが使われています。
伸縮性があり、ボールが跳ねやすいので柔らかい芝の上で使用することに適しています。土のグラウンドで使用すると跳ねすぎてしまうので注意が必要です。
土用のボール素材はブチルゴムやブチルチューブといった合成ゴムが使用されています。
土用ボールは衝撃に強く、固い土のグラウンドでも傷みにくく、衝撃を吸収し、跳ねすぎることもありません。芝グラウンドで使用すると、柔らかい芝に吸収され全然跳ねないと感じます。
土グラウンドで使用するか、芝グラウンドで使用するかを考え、選択することが大切です。
耐久性
サッカーボールは日々使用するものなので、劣化を防ぐ耐久性能のいいものを選ぶようにしましょう。
一般的に耐久性が良いものは手縫い製法のボールです。手縫い製を選び、使用されている皮は、人口皮革を使用しているものを選ぶことで劣化での剥がれなどが起きにくいとされています。
サッカーは雨の日でも行うため、水を含んでも重くなりづらい吸収性を抑えたボールを選ぶのもポイントです。ボールが傷みづらく、足への負担も軽減できます。
まとめ
サッカーボールは色々なメーカーやデザインがあるので、それだけにとらわれず、適切なサイズや機能性を重視して選びましょう。使用する環境や場所に合わせ、自分の足に合ったものや蹴り心地のいいものを選ぶことが大切です。
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